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ドラマ「35歳の少女」最終回ネタバレ感想|納得いかねー&家族の会話

日本テレビ毎週土曜日22時から放映のドラマ「35歳の少女」が2020年12月12日に最終回を迎えました。

最後まで見たドラマなのでネタバレありで感想をつづります。

最終回をまだ見ていない方TVerで(12月19日土21:59終了予定とのこと)、それ以外の回を見逃した方Huluの2週間無料登録などで見られます。

ちなみに第1話の感想『ドラマ「35歳の少女」の原作は漫画 「君は春に目を醒ます」ではなかった件』もよければごらんください。

ドラマ『35歳の少女』で納得がいかないこと/「説明不足じゃね?」

結人くんが(35歳の)望美を好きになった理由が語られてない

5話のラストで、望美と結人くんが同棲することになり、ママ(多恵)に挨拶に行って反対され家を飛び出した帰り道。

結人くんが望美に「おまえが好きだ」ちゃんと告白するシーンがあります。

が、いつのまに? どんなきっかけで??

たしかにママ(多恵)は、「好きな人の言うことを、ちゃんと聞いてあげる」ことで相手が好きになってくれる、という恋愛TIPSを望美に伝授し、望美もそのとおりに実行していましたが。

1回だけそうしたくらいで好きになってもらえるか?

それまで望美の好意にめっちゃ困惑してなかった?

ちょっといきなりすぎでした。もう一歩、踏み込んだエピソードが欲しかった。

「そうそう、こういうところ、10歳の望美のこんなところが好きになったんだよな」と当時のシーンと重ねるとか。

じゃないと、同棲(結婚前提)で35歳の少女に告白できっか? と不完全燃焼を感じました。

視聴者としても、まだ望美に惚れきれていない。

どうやって行き倒れからYoutuberになったんだよ

4話で仲良くなった中学生たちにYoutuberの存在を教えられていて、行き倒れ実況とかやっていくうちにどんどんお金が入ってきて……、かな?

とも思ったんですが、望美が誰の助けもなしに広告収入を受け取る手続きがとれたとも思えず。

なんかYoutuberプロデューサー的な詐欺師のおじさまに拾われて、がいちばんリアリティありげなのですが、話がややこしくなりそうだったのか、そういう存在は登場しませんでしたね。

あと作品世界の流れとして「Youtuber=悪」みたいな価値観が伝わってきて、ちょっと今時それはないんじゃないの? とも感じました。

あの部屋の賃貸契約とか誰がしたの? ホント。

えー、ママ(多恵)死んじゃうの!?

ママ的には「報われなくてもいい」ってスタンスだったんでしょうが。

つらさで感情がなくなって、でも望美のことを思ってて、それでも「こんなことのために目覚めさせたんじゃない」って娘を殺そうとするって。

(というか、Youtuberって親に殺されるようないけない行為なの!?)

なんか、「何がしたいねん」と思わなくもないというか。

「あとに残った者たちを反省させて仲直りさせる」ために物語上、殺されたというか。

そんな印象の死でしたよ? 正直。

ドラマ「35歳の少女」よかったところ

とかなんとか文句を言いつらねましたが、最後まで見たので、やっぱ面白かったんでした。

「結婚だけがしあわせじゃない」的な価値観

とくに「結婚して終わり」じゃないのがいい。

結婚式のシーンで終わるのがいちばん無難なのです。物語も「終わった感」が出る。でも、それをしなかったのが、素晴らしい。

Youtuberへの風当たりとは真逆に、「結婚しなくても(子供が持てなくても)いいんじゃない?」という価値観は示せた。

(35歳から遠距離恋愛で仕事を初めて、子供が持てる可能性はやっぱ低い)

「結婚の約束」はしたので、気持ち的には両思いで、恋愛的・人間関係的な意味では大団円ですしね。

愛美(まなちゃん)が一貫して可愛い

妹の愛美ちゃんはほんとに不器用でけなげないい子でした。

ツッパらかっている様子を見るだけで、逆にさみしさや自分ではどうにもできない感じ、意地みたいなのが透けて見えて。橋本愛さん最高

まさに愛しさがとまらない。

酒乱描写もダイナミックで、たのしませてもらいました(笑)

あとおねーちゃんと並ぶとすげー背ー高い。そんなアンバランスさも、関係性の逆転性も感じて(ねらってじゃないんだろうけど)よかった。

家族で語り合えたドラマでした

夫と一緒に見てたんですが、終わったあとに語り合えた。対話ができる作品はいい作品

「いっぱい喧嘩しても絶対に仲直りできる、それが家族」じゃねーんだよ……。

うちの夫婦はどちらもサバイバーです。「実親が必ずしも自分の味方じゃない」って実感で知っている同士。

性的虐待を受けたのに、「いっぱい喧嘩して話し合えば、家族だから仲直りできる」のか?

ストーブに手を無理やり押しつけられて火傷させられたのに、「いっぱい喧嘩して話し合えば、家族だから仲直りできる」

ふざけんじゃないよ。

でも、こっちが世間では少数派だってことは知ってるよ。

そんなやるせなさ。ドラマ。理想論です。そうだったらいいね。

虐待されてなかった家族なんだったら、意地はってないで仲良くしたらいいねと思うよ。

これは夫と同意見でした。

「もう見て見ぬふりはしません!」で、本当にいいのか?

夫の意見で「大人になったら『見て見ぬふりはしません!』だと、最悪死ぬ」と。

たとえば道端で死にそうな人を見たときに、ヘタに助けようとすると、その人が死んだ際に第一発見者として殺人犯として疑われる

殺人現場に居合わせた場合、助けに入ると自分も殺される可能性がある。

などなど。

学校内のイジメとかだったら「見て見ぬふりましません!」が正しくて、そうあってほしいんだけど、でも全部それで押し通すのもダメだよね、と。

夫もそんな場に居合わせたことはないし、わたしも考えたこともなかったのですが、助けるかなぁ。

少なくとも殺人現場や事故現場で、動画で撮るとか写メる人ではありたくないですが。自分が助けに入れるかな。

自分の安全をある程度は確保した上で、動ける人ではありたいです。

犠牲になりたくはないです。正直。

わたしには夫も大事だし、猫2も見取りたいので。

ドラマ「35歳の少女」最終回ネタバレ感想|納得いかねー&家族の会話:まとめ

そんな感じで、このドラマを生み出してくれた人がいるから、いろいろ語れて、考えることができました

よかったです。ありがとうございました!

ドラマとかアニメとか物語とか、そういうのやっぱ素晴らしいです。

いい感じに摂取していきたいです!

第1話から見直したい場合は、Huluの2週間無料登録などで見られるようです!

おわります。