読んでよかった本

本屋さんに売上げUPのため試してほしい「スキマ陳列」

電子化の波でもうそういうフェーズじゃない、と言われそうですが、「本のことを何より理解している」と自負しているであろう本屋さんに、客として「こうしてほしい」ということをまとめました。

POPとかカフェ併設とかプラスではなく、マイナス部分をゼロに近づける「もともと本を買いたい人のジャマをしない」方策もとってほしいです。という切なる願いです。

本を大切に思っている人ほど、本を買う気が起きなくなるミッチリ陳列

すきまなくミッチリ置かれている平積みの台

出版される本の多様化からか? 本が4列×3例とか何種類も陳列されている、大規模な平積みの台を見かけます。

これ、とても手にとりずらい。

真ん中のほうに置いてある本、ミッチリで四隅に指をかけるスペースがない。

本好きで本を大事にする人って、自分の本も大切にしますし、売っている本ならなおさらです。

表紙のはじだけつまんで持ち上げる、なんてことしたいとは思いません。折り目やクセとかついたらいやです。

「これは出たら絶対買う!」と心が決まっている本なら、ものすごく慎重になって指でズラしつつでも手にとりますが、

ちょっと興味をもったから手にとってみよう、くらいの動機でそこまで慎重に持ちあげてくれません。

その場でじっとみて、持ちあげないことが多いです。

平積みまでしているのにこれでは、とても大きな機会損失です。

せめて、この↓写真のように本と本のスキマをあけたり、

↓列ごとに段差をつけて、手にとりやすくしてほしいです。

あと腰を痛めている人や年配者にとっては、こんな台が本棚にくっついていると、本棚に近い場所に置いてある本は、中腰にならないととどかない。

その点ももったいないと感じます。

本棚にさしてある本も、引き抜けない

同様に、本棚にさしてある本でも、ミッチリ詰めて入れられており、背表紙に指をかけて引き出そうとしても、にっちもさっちも動かないものもある。

この場合もわたしはたいてい手にとるのをあきらめることが多いです。

うまく抜けたとしても「もとの場所にもどすとき、表紙がぐにゃんとなっちゃったり……」と思うと、リスクをおかす気になりません。

本好きは、本を物理的によごしたり折り曲げたり、もとの場所にもどさないことも、きらいます。

本屋さんにとっては本は商品でもあって、たくさん展示したほうがお得なのかもですが、本の状態をよくしておくのも大切なはずです。

大切にされた本を買いたいです。もちょっと、余裕をもった陳列をお願いしたい。

お客さんも本好き

たとえば本が陳列された平積みの台の上に、自分のカバンをドンと置いちゃう客。

などもいるとは聞きますが、そういう人は、立ち読みでヒマつぶしに来ているだけだと思う。

ガチで本を買いに来ている人はそんなことしないだろうし、本当のお客さんに向けた店づくりに集中したほうがいいのでは。

個人的に上記のように陳列に気をつかってもらえたら、売上げ1割くらいは伸びるのでは、と思えるのですが。

まあ、本屋で働いた経験もないですし、おかしなことを言っているかもしれませんが。

ここでいまさら筆者の来歴を記しますが、マンガが好きでマンガ家として13年間、生活していたことがあります。また、進学においても、大学図書館の規模がとても大きな判断基準となりました。

高校時代は月20冊以上は読み、校正事務所でのアルバイトもしていました。ずっと出版物にかかわる人生というか、そのくらいには本好きです。古本も買います。

一般的な「本を買う気はとてもある」客のいち意見として受けとってもらえればさいわいです。

リアル書店さん、なくなってほしくないです。

今回は以上です。