漫画家のなり方

【男性絵師向け】美少女イラストでのチークの塗り方【可愛いメイク】

美少女イラストを描くとき「ほっぺたを赤くしたいんだけど、なぜかオタフク感が出てしまうぜ」という方への記事です。

ちなみにわたくしはプロ漫画家として13年生活し、単行本が1冊出るもあまり売れなくて現在は廃業し野良ブロガーをしていますネコム(@necom_anarchy)です。

オタフク感の出てしまったイラストとは、オーバーに表現すれば例えば↓のような感じです。

ちょっと「美人なおねえさん」というより、「北国の元気な子供」感が出てしまいます。

チークは「ほっぺた」ではなく、「こめかみ」から「頬骨のいちばん高いところ」あたりにナナメに入れる

チーク(頬紅)を入れる場合は「ほっぺた」ではなく、「こめかみ」から「頬骨のいちばん高いところ」あたりにナナメに入れるとよいです。

もとのイラストはこんな感じ↓でチークを入れています。

わかりやすくチークを青にしてみると、↓のような感じです(不気味画像ですみません)。

チークを入れた位置の違いがなんとなく理解していただけるでしょうか。

どんなツールで塗ったらいい?

ちなみに自分のやり方ではツールは「スプレー」「柔らかめ」青い○くらいのブラシの大きさに設定し、1クリックごとにカチ、カチ、と押していきながら濃さを調節します。

チークを塗ると髪や目にかかって消えてしまう場合

「肌」のレイヤーの上にクリッピングしてから塗れば、目や髪には頬の色が重なりません。

※クリッピングとは:

「肌」のレイヤーの上に「頬・唇」のレイヤーを新規作成し、黄色い矢印のアイコン(四角が2つ重なっているアイコン)を押すと、レイヤー表示の左側にオレンジのバーがつきます。

これが「クリッピングされた」という状態です。

「肌」で塗られた範囲の外には塗っても表示されません。

ちなみに「肌の影」「頬・唇などの赤み」のレイヤーは分けたほうがいいと自分は考えます。混ざっちゃうと修正不能なので。

美少女イラストで、ほかに赤くしたほうがいい身体の部位

指先関節(肩・ひじ・ひざ・かかと)まぶた(アイシャドウ)おへそまわりをほんわり赤くすると色っぽい印象になるようです。

まぶたについては影とかぶったり、お化粧している設定だと青や緑に塗る場合もあるかと思いますのでこの限りではありません。

が、はれぼったい目をしているあどけない少女などの場合、まぶたを赤く塗るととても物憂げになるのでおすすめです。

美少女イラストの肌の色は赤だけ

色白の美少女の肌を塗る場合、影の部分であっても赤のバリエーションで塗ると透明感が出ます。

円になっている部分はピンク寄りでもオレンジ寄りでもない「真っ赤」に指定します。

地肌の部分は四角のいちばん上の部分からとるとよいです。

自分の場合、基本の肌はこのくらいの感じ↓

肌の影はこのくらいの感じ↓で塗ってます。

ポイントは四角の下の方の黒い部分は指定せず、明度はあくまでいちばん上にしておくことです。

影とはいえ明度を下げるとくすんだ感じになってしまいます(好みの問題ですが)。

最初は濃い色で塗って、あとから薄い色に変更する

それはそれとして、基本の肌の色は明るすぎて塗りにくいので、塗り残しの隙間を防ぐために最初は濃い色で塗っておいて、あとから上記のような薄い色に変更しています。

↑最初はこのくらいの強烈な色で塗っておきます(塗り残しの防止)。

塗り残しなく濡れたら、希望の肌の色に描画色を変更します↓

「編集」→「線の色を描画色に変更」を押すと、これまでの仮のハデな色から、塗りたい肌の色に一瞬で変更できます。

※「線の色」とはいっても面の色もぜんぶ変更できます。

※※おなじレイヤーで何種類か別の色を使ってた場合、ぜんぶ同じ色に変更されてしまいますので注意。

ハイライトで立体感をプラス

白で鼻筋を線で入れたり、頬のいちばん高いところ(てっぺん)に1点ずつホワイトを入れると立体感がまします。リップのテカリも点と線でお好みで。

アイシャドウを入れた場合ははやりまぶたの中央、いちばんもりあがっている部分をうっすら白にするとテカリ感が出ます。(もしくは光のあたっている側)

肌と背景のきわに照り返しのホワイトを入れるのもいいですね。(これは陰との兼ね合いの加減がむつかしいので上級者向けかもです)

↑顔の水色になっているところにホワイトを入れています。

女性誌パラパラめくりのすすめ

自分は絵の練習のネタ探しのため、Kindle Unlimitedに入って雑誌を片っ端からパラパラめくってます(スマホなのでシャシャシャシャシャシャ、と素早くスワイプする感じ)

Kindle Unlimited は月額780~980円で本や雑誌が200万冊以上、読み放題になるサービス。

2022年6月現在は3か月99円というキャンペーンもやっています。(該当するかはKindle Unlimitedのページを見てみるとわかります)

最初わたしはこのシステムの利点がわからず「読みたい本に限ってアンリミにない~」と思っていましたが、絵描きなら入って損はないシステムです。

雑誌乱読ができるのが絵描きにとっては超メリットです。

Photo by Charisse Kenion on Unsplash

男性が書店で女性誌を買ったり、女性が書店で男性誌を手に取るのはやはりちょっと恥ずかしいものがあったり、またたくさん買うと金額もかさみ、処分の手間もあります。

その点アンリミだと興味のないジャンルのものも自由に見れますし、男性が化粧法を知ることも、女性がスーツ・ネクタイのいろんな型を知ることもできる。

あとさすがにポージングがカッコイイものも多いし、顔だけのスナップであっても必ず手が写り込んでいて表情豊かな表現のしかた、というのが参考になります。

(もちろんそのままトレスして発表するのはいけませんが)

【男性絵師向け】美少女イラストでのチークの塗り方【可愛いメイク】:まとめ

  • チークは「ほっぺた」ではなく、「こめかみ」から「頬骨のいちばん高いところ」あたりにナナメに入れる
  • 肌色は真っ赤明度がいちばん上のバリエーションで陰も塗るのがおすすめ
  • ハイライト(白)をちょこっと使うのもおすすめ
  • 女性誌をいっぱい見て化粧法やポーズの参考にしよう!

以上です。

今回の記事は自分が子供のころから40年くらい集めてきた美少女塗りの知識を惜しげなく詰め込みました(笑)

ご参考になればさいわいです。それでは!