摂食障害と食べ物

お菓子をやめるには知的好奇心でマトモな食欲を引き出す

肥満が止まらなかったころは、夕食後にチップスターの長いほうを1本まるまる毎日食っていたわたしですが、なるべくごはんをマトモに食べるようにしてから、無為なお菓子のバカ食いはおさまりました。

やはり過食衝動はビタミン・ミネラルなどの栄養失調から起こるのではないか、と体感から思えます。

過食の焦燥感ではなく「まっとうな食欲」を呼び起こさせて、なるべく「ちゃんとした食事」をとることで食欲のペースを安定させる。のが大事かと感じます。

この記事では「まっとうな食欲」を出し、「過食の焦燥感」(あくまで「食欲」ではない)をなくしていくヒントをご紹介します。

ちなみにわたしは10代で摂食障害になり約30年、現在45歳。人生の最大体重126kgから月1kgペースで減らしていって1年ほどになります。

正確にいうと半年で15kg減って、もう半年が停滞期(わたしは勝手に「定着期」と呼んでいます)で2kgほど戻りました。

「定着期」の考え方については、過去記事「停滞期は定着期。そこまでやった自分をいつくしめよ」をお読みください。

摂食障害は、過食症であっても「食欲」がない

摂食障害(過食)の人って誤解されがちですが、食にさほど執着がなく、無気力な人が多いのではないでしょうか?

わたしは話題のレストランとかグルメ情報とか、ほぼ興味ありません。「お昼になに食べよっかなー♪」と考えることもありません。ただ、何か空腹を満たすものを死なないように物質的に用意しておくだけ。「食のたのしみ」は、感じません。

(ダイエット生活が長期にわたりすぎて、自己洗脳で、感じないようにしているのかもしれません)

必然、栄養とかどうでもよくなっていきます。わたしが考えているのは「とりあえず炭水化物/主食、タンパク質/肉魚、食物繊維/野菜」を3種そろえることだけです。たいしてどうでもいいので、野菜はたまに抜けます。

「料理を作ろう♪」という気にもなりません。

なのでどんどん、面倒になって「お菓子でいいや」という回数がふえていってしまいます。

「まともな食事なんかしたら、太っちゃうのでは!?」という恐怖

長年のクセで、現在の自分が100kg越えでもこんなこと思っちゃうんですね。ヘンですね。どのみちいまのままで充分に太ってます。

餅とか肉とかマヨネーズとか、いかにもデブキャラが好きそうなものも、「笑われたくなくて」口にしなかったりします。誰も見ていない時でも。

自分で勝手に決めた戒律がとても厳しいです。おれラマダンです。

反面、「お腹が鳴る」のもものすごい恐怖で、「いかにもデブだよなー!」ってバカにされそうで、それを防ぐために早弁なんかも高校生のときはしていました。早弁も充分デブキャラ行動なのですが。

ともあれ、いろいろ周囲にどう思われるのか、バカにされたくない、心がたえられない。みたいな気持ちでいつもハラハラしていました。自分で自分の存在が、受け入れられていない

そんな感じだったのですが、ふともう「わたしをおとしめる母もいない」「夫も身体じゃなくてわたしを好き」と感じられてきまして、呪縛がとけてきました。

だんだんと自分の禁忌食材を解禁していっています。もう中年以降なので、いつ死ぬかもわかりません。一生、自分勝手な思い込みで食べたいものが食べられないのも、バカらしいこと。せっかく豊かな国に生まれましたのに。

というわけで、だんだんお菓子よりも「ちゃんとした食事」をとる方向に持っていっていました。

ともあれ、「食欲」がないと食事をつくるのはとてもとても億劫

ほんとに料理は何もかもやる気が出なかった時期が長いのですが。

以前は、ドラマにもなった「きのう何食べた?」のマンガ版の最新刊が出るたびに、出てくる料理をつくってみることが多かったです。

料理してる途中の「ジュワーッ」とした音とか湯気とかの表現が、とってもやってみたくなるので。

ちなみにこれ書いてる途中に「公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ~」ってのが出ているのを知りました。写真で見ると魅力爆発ですね。まばゆい。

あと、ふとマンガのワンシーンを思い出したときなどに、ブログ「マンガ食堂」さんの記事にも何度もお世話になりました。わたしが知ってるマンガのレシピで、こちらで探してなかったものがない。

現在では書籍も出しておられるようです。『マンガ食堂』梅本 ゆうこ (著)

最近は「リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ」さんのレシピを真似することが多いです。Twitterを見てるとなんとなく流れてきて、とてもおいしそう。レシピ自体も140文字でいけるものが多いので、ハードルが高くない。

とりあえずレシピのポストをスクショして、あとから画像データとしてスーパーで見ながら買い物してます。

テレビでも紹介されスタジオでもかなり評判の良かった低糖質レシピ!

「カルボナーラ豆腐」

絹豆腐150gに豆乳80ccにコンソメ小さじ2/3いれ混ぜたものをかけベーコン20gちらし、とろけるチーズ2枚乗せ600w2分40秒チンし卵黄と黒胡椒

卵黄とチーズが豆腐に絡まりヤバい、幸せは五分で作れる pic.twitter.com/ECYTpVfeSU— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) June 22, 2019

上のツイートをもとにつくったもの。豆腐は小さいのしかなくて、豆乳もなくて生クリーム100gでやった。黒胡椒はない。
ちなみにこういう写真を撮るときは黄身に何もかけないほうがいいのを知ってはいたのだが、青のりをかけてから思い出した。

フォロワーの人たちがつくったものをRTもしてくれているので、「おいしかった~!」「トロトロで黄身にからんでたまらない!」みたいな感想もたくさん読めて、これがまた「やってみよう!」って気を起こさせてくれます。

レシピ集としてだけならインスタのアカウント@ryuji_foodlaboを見てつくりたいものを選ぶ、という方法もリュウジさんご自身が紹介していましたけど、やはり「食欲をわかせる」ためには、ほかの人がつくった感想も、とても大切に感じました。

本も何冊も出してらっしゃるのですが、「太らないおかず」的な意味ではこちらがイチオシです。『クタクタでも速攻でつくれる! バズレシピ 太らないおかず編』リュウジ (著)

やる気ないながらも、そして調味料とかそろわないことも多いのですが、ちょっとずつ真似して生きる気力を出しております。

素麺に飽きたら是非やってほしい、トロトロ茄子が麺に絡み本当に旨い

「オリーブオイル茄子素麺」

茄子二本はラップし600w3分チンし、冷水で冷やし縦に細かく裂きオリーブ油大さじ1半、白だし20cc、おろしにんにく少々と一緒に和え冷やす

茹でて冷やして水気を切った素麺100g入れ和え黒胡椒で完成! pic.twitter.com/rHQgcfOwXs— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) June 20, 2019

茄子はでかかったので1本。オリーブオイルかけるの忘れた。白だしはなくてめんつゆで。
にんにくなかったのでしょうがで代用。黒胡椒も黒ごまで代用。でも充分うまかった。
上記をつくったことでそうめんを茹でるのが「大丈夫じゃん」になった。
ネギ・茗荷・大葉をきざんで、ふつうのそうめんもつくってみた。うまかった。
見た目はアレだが、上記の薬味プラス砕いたクルミを入れると、コクが出てとてもうまい。
むかし山田ユギ先生がつぶやいていたのを参考にした。そうめん食い切った。

掃除とおなじで、最初はおっくうでも、ちょこっとやっているうちにどんどん動けるようになってくるものですね。

そんな感じです。

みなさま、生きましょう。食べて。なるべくマトモに。