クリップスタジオ(CLIP STUDIO)で描画していて、「これどのレイヤーに描いたかな?」とわからなくなったときに知る機能をまとめました。

「目玉アイコンのオンオフ」で見つけることが多いと思いますが、↓

レイヤーが多くなってくるといちいちやっていられません。クリップスタジオだとこれが一発でわかる機能があります。
簡単な順でいうと、以下のとおりです。
- キーボードの「D」を押しながら画面の該当箇所をクリック
- オブジェクト→レイヤー選択→画面の該当箇所をクリック
- 消したいだけなら、「レイヤー貫通」消しゴムで消す
順番に説明していきます。
キーボードの「D」を押しながら画面の該当箇所をクリック
PCで作業している場合、キーボードの「D」を押しながら、ゴミの部分をクリックすると、そのレイヤーが選択されます。


選択されたレイヤー上で、ゴミ部分を消せばOKです。
※ゴミと本当に使いたい線が重なっていた場合、「ラスターレイヤー」ですと消すのが難しい(場合によっては不可能)です。これを防ぐため、下描き以外の線画はなるべく「ベクターレイヤー」で描くのがおすすめです。
「ベクターレイヤー」はお試し版では使用できない場合があります。本製品を使いたい場合、料金プランがちょっと複雑なので、長期的にお得になる方法を過去記事で解説しています。よければご参照ください↓
『クリスタは買い切り版があるうちに買っておいたほうが絶対にいい話』
オブジェクト→レイヤー選択→画面の該当箇所をクリック
タブレットなどでキーボードを出しずらいときは、「ツール選択」で「オブジェクト」を押してから「レイヤー選択」を選択します。

その状態で同様にゴミ部分をクリックすれば、該当するレイヤーが選択されます。

消したいだけなら、「レイヤー貫通」消しゴムで消す
ゴミの周囲になにも描いてなく、たんに消したいだけなら、「レイヤー貫通消しゴム」を使って消してしまうのが簡単です。

ちなみに「レイヤー貫通」消しゴムを使うときは、消した範囲がほんとに全部のレイヤーで消えるので、「白」を使っていた場合なども消えてしまいます。
念のため「用紙」レイヤーの目玉アイコンを押して非表示にしてから、該当部分を消すことをおすすめします。

※ちなみに、イラストの仕上げをする前に「用紙レイヤー」をいったん非表示にして透明地で確認するクセをつけると、透過イラストに白のゴミがついていた……なんてことが防げますのでおすすめです。
クリスタでどのレイヤーに描かれているか→D押しながらクリック・他:まとめ
- キーボードの「D」を押しながら画面の該当箇所をクリック
- オブジェクト→レイヤー選択→画面の該当箇所をクリック
- 消したいだけなら、「レイヤー貫通」消しゴムで消す
わたくし「こういう機能たしかあったような……」と思いつつ、調べるのが面倒で目玉アイコンぽちぽちでやっておりました。
が、知ってしまえば一瞬でした。ので、とりあえずPCで作画されているかたは「D」とだけ覚えておかれると超・捗るかと思われます。
アシスタントとかする場合にも、とっても使える機能だと思います。やっぱ複数人で作業するとレイヤー多くなりがちですので。
そんな感じで、ちょっと技術向上いたしました。以上です!