『ずっとやりたかったことを、やりなさい』ジュリア・キャメロン著。2011年に購入し「モーニングページ」もしばらくやっていたのですが、途中で挫折。
「モーニングページ」とは、A4のノート3ページに毎朝、頭に浮かぶまま言葉を書きつける習慣のこと。
瞑想やマインドフルネス、ミニマリズムなどを好む人のあいだでは人気の習慣です。
モーニングページの効果は?「失われていた創造性を回復する」

クリエイティブな仕事に行き詰まりを感じている人、「ほんとはこんな芸術(イラスト、マンガ、音楽、演劇など)を仕事にしたかったな」と感じている人が、もういちど創造性を発揮できるように調整していく。
というのが、モーニングページひいては『ずっとやりたかったことを、やりなさい』の目的です。
わたくしネコム(@necom_anarchy)は「夢だったマンガ家になれたけど、経済的な理由で辞めざるを得なかった」人。
マンガ家を廃業後の会社員時代に本屋で見かけタイトルに惹かれ、入手しました。
モーニングページは別名「脳の排水」とも呼ばれ、実際にやっているあいだはとても気持ちがいい。
しかし時間がかかることもあり、会社員だったわたしはいつの間にかやめてしまいました。
会社を辞め、いい習慣を身に着けようと「みんチャレ」を漁っていたところ、「モーニングページ」のチームを見つけ、再開。
今回はちょっと洗脳っぽくて抵抗があった週ごとのワークもきっちりやってみようと、本を発掘しました。
実際、1週めはかなり「ワーク」の分量がありキツかったのですが、「毎日1枚イラストエッセイをSNSにUPする」という習慣をなんの気負いもなく自然に始めていました。
なので、「創造性を回復する」という効果は確かにある本だといえます。
※モーニングページを始めたのが2021年3月1日、本を発掘してちゃんとワークも始めた1週めが6月6~12日。イラスト日記の初投稿が6月11日なのでバッチシ同じ時期ですね。
モーニングページは日本語では何ページ書けばいい?

原書が書かれている英語だと、モーニングページは「A4のレターパッドに3枚」となっているそうです。
日本語版では「3ページ」とだけあるので、わたしは日本で一般的なノートのサイズ「B5で3枚」かと思い込んで実行していました。
会社員時代に挫折したときはこの方式でした。超・最速で書いても40分くらいかかります。
書いているうちに「今すぐできる用事」を思い出して実行したりすると、1時間は余裕で過ぎてしまう。
会社への出勤前にはとうてい続けられませんでした。
ただ、みんチャレのチームの人に聞いたところによると、以前Facebookのコミュニティで作者のジュリア・キャメロンさんに確認したら「日本語は情報量が多いのでA4サイズ1枚でもいい」と返事をもらったとのこと。
※検索しましたが、該当する文章は見つけられませんでした。
伝聞で不確定情報ですが、日本語版の本文中に「15分でできる」とも書いてあるので、おそらくA4サイズ1枚でも多いくらいではないかと。
※わたしはA5サイズのノート2枚(A4サイズ1枚相当)でやっていますが、30~40分かかります。
最初のうちは自分の書くスピードをメモしておいて、毎日15分以上かかるのであればB5ノート1枚でOKかと思われます。
途中でやめちゃうより、短くても続けていけるほうがいいですよね。
本の内容、ぜんぶで12週(3か月)ぶんありますし。
また、本文の最後にもう3か月は続けるようにとの記述もあります。
作者のジュリア・キャメロンさんは執筆当時すでに、モーニングページを10年続けているとのこと。
わたしが「もういちどやろう」となったのも気分がかなりスッキリするからです。できれば一生続けたい。
ワークの分量が多くてツライ1週め

冒頭で「洗脳っぽくて抵抗がある」と書きましたが、1週めのワークは本文中の〈創造性の原理〉という箇所を1日1回読む。
また「自分を肯定する言葉(本文中に例文あり)」を書いてみて、自分の中にそれを否定する言葉が出てきたら、それを肯定的な言葉に変える、などが出てきます。
これらの[今週の課題]は、1週めは全部で10個。
かなり書く分量があります。
アーティスト・デートも含めると、既婚者の会社員でこれをこなすのはかなり無理ゲーなのでは。と思えてしまいます。
ともあれ、自分は会社を辞めたせっかくのチャンスなので、本気でやり込むことにしました。
アーティスト・デートも初めてシッカリやりました。
カンセキ(北関東圏のホームセンター)に行く用事があったので、ついでにゆっくり店内をまわって、屋外の園芸コーナーもじっくり見ました。
ずっと欲しかった薔薇の切り花を買いました。
すごい達成感が。スッキリしたというか。
やはりアーティスト・デート、億劫なだけあって効果もパワフルです。
モーニングページをガチでやり込んだ体験談【1週め】イラスト日記UP:まとめ
「50歳からスタートして脚本家になった! 」
新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。
「アーティストになった」
「イライラしなくなった」と大評判!
↑期待しちゃいますねぇ。
- モーニングページは頭がスッキリする
- 日本語だとノート1ページぶん(目安は15分)でいいっぽい。
- ワークも同時にやると実際に目に見える効果があった(イラスト日記はじめた)
以上です。
その後も続けているので、また追ってご報告します。
『ずっとやりたかったことを、やりなさい』ジュリア・キャメロン著