30年ほど摂食障害です

摂食障害の病院えらび:精神科も選択肢に入れてみて

食べないダイエットにはまり半年で30kg減、また半年後に30kgリバンウンド。という生活を20代のうちに3回ほどくりかえし、

45歳の現在は120kgほどありますネコム(@necom_anarchy)です。

ダイエットモードになると病的な心理状態になり、「こんなに努力しているのに減らないのはおかしい……」と思いつめてしまうので、死なないように肥満体についてはあえて無視している状態でした。

が、いろいろあって現在通院しており、わりと調子がいいので、それにいたった病院遍歴をご紹介いたします。

「摂食障害外来 (都道府県名)」でぐぐって出た病院が候補

イッパツで合う病院にめぐりあうのはまれです

結論から言いますが、初回に行った病院が「当たり」で、そこに通ってさえいれば治る、とは考えないほうがいいです。

現在、日本には摂食障害の専門医院はないそうです。

「治った」事例はいくつかあるようですが、治療法が確立されているわけではない。

あくまでも「心療内科」「精神科」で受けてくれる場合がある、ということのようです。

「摂食障害外来」を受けつけてくれるか、電話で確認

摂食障害外来 (住んでいる都道府県名)」で検索し、出てきた病院のホームページをかたっぱしから見ていきます。

「いい感じだな」と思った順に、電話をかけて「摂食障害外来で受診したいのですが、受けつけてくれますか?」と問い合わせしてみましょう。

HPに書いてあっても受けつけてくれていないところや、先生(曜日)によっては受けてくれるところ、などさまざまです。

予約を受けてくれたから行ったのに、初診で話を聞くや「それはうちの科じゃない」医師から言われたこともありました。

「受けてもらえたらラッキー」くらいの感覚で、いろんな病院に行ってみるつもりでいたほうがいいかもです。

病院めぐりがツラかったらやめよう。よけいストレスになる

まあ、いろんな病院に行ったり断られたりするのは、精神的にキツイのですけれども……。

でも結果的に、合う先生とじゃないと治療は無理なので、気長に探していきましょう。

休み休みでいいと思います。しばらく通院とかやめちゃっても、考えなくてもいい。

わたしも30代のころ、初診までに3か月待ちの某有名大学病院の摂食障害外来に通ってましたが、半年通っても変化なし。

血液検査と、出される抗うつ剤がふえてゆくのがツラくなってきたので、バックれてしまいました。

連絡してから通うのをやめればよかったですが、やめたこと自体は後悔はないです。あのまま通ってても、たぶん変化はなかったでしょう。

「心療内科」ばかりでなく「精神科」も候補に入れてみて

「精神科」に偏見のあったわたしですが

正直「精神科」に偏見があり、「心療内科」ばかりに行っていたわたしです。

でもやはり埒があかず、「精神科」に行ってみるべきなのでは? と思いはじめました。

結果的に「精神科」のいまの病院(というか、医師)がとっても合っており、いい感じで生きております。

月イチで、いま3か月ほど通ったのですが、スルスル10kgくらい減りました。食でストレス発散できなくなった分、しんどい面もありましたが。

患者にとっては何科だろうが治ればいいわけで、あんましこだわる必要なかったです。

内科、心療内科、精神科。区切りがあいまいな病院も多い

いちおうザックリとした分類で、「心療内科」は、ストレスで胃潰瘍になったとかで行くところみたいです。

肉体的な病気が、心理的な原因でなった、と思われる場合に行くところ。

「精神科」は、うつ病や統合失調症など、ケミカルな投薬で改善が見られる病気の場合に行くところ。

「心理カウンセリング」は、話を聞いてくれるところ。でも、保険がきかないんだそうです。

どれが自分に効くかはわからないので、(わたしみたいに偏見バリバリではなく)ぜんぶ行ってみる感じだと、合うところが見つけやすいかもです。

だって、若いときに駅でわけのわからないことを叫んでいる男性にからまれたことがありましてな。こわかったので。

わたしが行った精神科の待合室は、わたしがおそれていたようにわけのわからないことを叫んでいるひとはおらず、いたってふつうな感じでした。

正直スマンカッタ。

摂食障害の患者も偏見で見られる

太っていると摂食障害と見てもらえない

じっさい食べ吐きなんぞをしていると、いろんな形の摂食障害がある、とよくわかるんですが。

当事者でない人は、おそらくまず「摂食障害」というと「拒食」を連想するんでしょうね。

太っていると、あまり切実に受け取ってもらえません。

過食にしても「あるもの全部なんでも飲み込む」みたいなイメージらしいです。

わたしは摂食障害になって何十年もたっているので、自分なりの工夫で、「吐かない」「3食きちんと摂ったうえで過食する」という、症状をより軽くする工夫はできています。

できているからこそ、「それは摂食障害とは言わないよ」とお医者さんに言われたりして。

でもさ、食べ吐きの胃酸で前歯の裏が溶けて、詰め物してるんだよ?

子宮もぜんぜん発達してなくて、「小さすぎて親指の爪くらいの大きさしかないね」って婦人科検診で言われるんだよ?

こんなに何十年も食べ方で困ってて、現在120kgある人間が、病気じゃないわけないじゃん。

ただの怠けでこんなにまでなんねーよ。

と、毎回ムカつくのであった。そして、今回もムカついた。

ありきたりですが、「治すのは自分」。

ムカついてお医者さんに嫌味な態度をとったのですが、その後いろいろ説明し、話し合い、通院を受けてもらいました。

よく話してみるといいお医者さまだったです。

いまはかなり信頼しております。

「あくまで、治すのは自分」という心の状態を、うまく整えて形づくってもらった気がします。

そんな感じの出会もありうるので、どなたかの心の希望になったならば。

今後もまた、通院がつづけばご報告いたします。