漫画家は体が資本

漫画家の生活リズム◆3時間睡眠◆でも起きる時間を決め死守すべし

ひとり暮らしで漫画家をしていると、つい生活習慣が乱れがちです。

かくいうわたくしも、忙しいときは3時間寝ていわゆる「睡眠物質(脳に分泌されるという、眠くなる成分)」を散らし、また起きていられる限り作業する、という生活をつづけていました。

いま考えると「そんな生活が何年もつづくわけない」とわかるのですが、当時は目の前の原稿を落とせば漫画家としてのキャリアが閉ざされる、と必死でした。

こんにちは。わたしは青年マンガ家として13年生活し、廃業して会社員を7年して現在はフリーランスのネコム(@necom_anarchy)です。

家族かアシスタントさん、誰かほかの人とかかわれれば生活リズムも保ちやすい。が……

ベテランの先生のところにアシスタントに行くと、やはり長く現役を続けている先生は、生活習慣がしっかり決まっていました。

泊まりで行った某先生のところでは、以下のようにスケジュールが決まっていました。(アシスタントは追い込み期間にはつねに2~3名いる状態)

  • 8時 :起床して身支度
  • 9時 :朝食
  • 12時:昼食
  • 19時:夕食
  • 23時:順番に入浴
  • 翌1時:就寝。

通いの場合は11時出勤、食事は同様に12時と19時、23時退勤です。

※先生ご自身は深夜2~3時まで作業をつづける日もありました。

またお子さんのいる先生は、夕食はご家族で別室で召し上がり家族団らんされ、1時間後くらいにまた作業場にもどってきました。(アシスタントにも休憩を1時間くれました)

家族やアシスタントさんなど、人と一緒に過ごす生活であれば、生活リズムはなかなか崩れません。

(とはいえ、作業しっぱなしでご自身は食事もとらず、アシスタントの食事休憩にすら気がまわらない、という作家さんもいた噂を聞いたことがありますが)

わたし自身も先月から会社を辞めまたフリーランスを始めましたが、夫がいるので朝も気配で同時に起きるし、夕食も一緒にとるので、生活リズムはさほど乱れません。

ただ、では独身で新人の漫画家はどうすればいいのでしょうか。

起きる時間を決め、絶対に守る(なるべく午前中)

当時、摂食障害の治療で病院に行っていたのですが、「昼夜逆転の生活習慣を直したい」と相談したらお医者に「寝る時間を決めるより、起きる時間を決めたほうがいいですよ」とアドバイスされました。

たしかに、寝る時間を決めてもズルズル作業してしまいそうです。せっかく布団に入っても眠れなかったり。

起きる時間を習慣化できれば、自然に目が覚めるようにもなりますよね。

(とはいえ、当時の自分は鬱傾向もあり薬も飲んでいたので、実現はできませんでしたが)

しかし昼間に起きていないと銀行や役所や宅配便や、いろいろ事務的な用事がなかなか済ませられないので、とくに必然性がないのでしたら午前中に起床したいものです。

作業がノッているときはなかなか中断する勇気が持てませんが、起きる時間と、あとお風呂の時間は強制的に決めてしまったほうがいいかもです。

(お風呂のあとは疲れていると眠くなるので、寝る方向にも持っていきやすいかと思われます)

午後2時以降はカフェインをとらない

会社員時代、わたしは漫画家でいたときの3時間睡眠のクセが抜けなくて、午前3時に寝て6時ごろに起きる生活でした。

夕方はめっちゃ眠くなるのですが、会社なので寝るわけにはいかない。逆に夜になるとギンギンです。

漫画家時代は眠気覚ましにコーヒーをめっちゃ飲んでいまして、1日5杯くらいはふつう。なんだったらカフェインの錠剤も飲んでいました。

そのへん同僚に心配されまして、「テレビで見たんだけど、午後2時以降はカフェインをとっちゃダメなんだって!」と言われ、同僚とともにわたしもコーヒー禁止にされました。

が、これがよかったっぽく、次第に5時間くらいは眠れるようになってきました。

勝間和代さんの動画でも「カフェインとお酒を体から抜いたら、自然によく眠れるようになった」的なことをおっしゃってました。

わたしは現在バターコーヒーダイエットをしており、朝はコーヒーを飲む習慣にしているのですが、午後は飲まなくなりました

カフェイン、もしかしたら依存症になっていたかもで、ないと物足りない、刺激がないと思ったりもするのですが、ハーブティーとかにしときます。

ちなみにカモミールティーが好きです。カモミール系の香りの入浴剤も、とても眠くなって好きです。

(なので漫画家時代は〆切後にしか使いませんでした。ちなみに眠くなる物質が入っているらしいレタスも一切、食べませんでした)

なんのために漫画を描いているのか? 長期的に描き続けたいのか?

漫画家さんやイラストレーターさん、病気で早逝のニュースをSNSでとてもよく耳にします。

水木しげる先生も、寝ることの大事さをずっとおっしゃっていましたよね。

Togetter:水木しげる先生の超名言「私は睡眠力は幸福力ではないかと思っている」この言葉が身に沁みる人々

死んだらマンガ描けないっすよ。

漫画家に限らず、個人事業主って来月以降の収入が確定していない職業とても不安です。

漫画家の友人たちもわたしも、吐いたり不眠になるし、パニック障害になるし、すぐ深刻な胃痛になるし、しいろいろでした。

お金になるか決まっていない作業に、何日もの時間をついやすのはとても怖いことです。

それでつい無理してしまうのですが、わかるのですが、でも死んだら元も子もないです。

と、いまわたしが言えるのも、若いうちにそういう生活をして痛い思いをしたからかもしれません。

仕事で「ここぞ」というタイミングって、どうしても無理が必要な場合もあります。ただ、それが2年3年と続いてはいけない。人生を破壊します。

なりたい生活、やりたいこと、まだありますよね?

わたしは結婚もしてみたかったし、猫といっしょに暮らしたかったです。いまはどちらも実現しています。

人生、長期的に見ていきましょう!

漫画家の生活リズム◆3時間睡眠◆でも起きる時間を決め死守すべし:まとめ

  • 午前中に起きる時間を決めて死守する
  • カフェインは午後2時までにとる
  • 死なないようにしてください

以上です。

漫画家を廃業して会社員になり、またフリーランスを始めました。こんどは転生後なので、前よりもちゃんとできる! つよくてニューゲーム。

と思うております。簿記の勉強も始めました。

最低限、生活リズムは崩さずにいきます。

ではまた! ご壮健で!!